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制作日記的な挑戦の記録
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コミティア後、ぴこ塾オフ会常連メンバーと、飲みに行きました。



「コミティアどうだった?」と訊かれ、「売上0冊でした(テヘ)」と答えました。


それを聞いた師匠から、いろいろと言われてしまいました。


(記憶メモより)

売上が0だったということは、つまり売らなかったということだ

売ることへの、無意識の抵抗がある

売ることをしてみるべきだ

売ることが苦手な人は、その障壁を小さくしてみる

note(※)で売ってみなさい

そこで、100円の価値を考えてみる

どうしたら、100円出してもらえるのか

などなど……

※note (https://note.mu/)――note(ノート)は、文章、写真、イラスト、音楽、映像などを手軽に投稿できるクリエイターと読者をつなぐサービス。ブログのように使うことも、SNSのように使うことも、コンテンツを販売することもできる。



つまり、傍から見てたら、なぜか僕は売ることをしようとせず、何やらもっともらしいことを言って売ることを拒んでいるようなのだけど、いいから売れよ!ってことなのでしょう。



そしたら今ぐだぐだ悩んでることとか、わからないこととか、見えるようになってくるようになるから、と。



そのような話をして、飲み会の帰りは、なんだかずっともやもやしてしまいました。。。




たしかに、売ることへの意識はものすごく低かったです。


前記事の売ることについては、後日冷静になってから書いたので、次の施策まで一応書けたけれど、当日はまだそれすらはっきり考えられてはいませんでした。




でも、売るためにもっとあれしろこれしろっていうのは、今まだ売ろうとしていない自分から言わせてもらえれば、なんか違うんだよなぁという気になってしまうところがあるわけです。



例えば、今回漫画を書くにあたって、時間がなくて背景のほとんどが画像の切り張りとか加工で済ませてしまったのだけれど、それをやってて、何やってだろうと思うことがしばしばありました。

漫画を描き上げるという目的に立てば、どんな手を使っても完成せることが正義であるのだが、コレジャナイ感は否めないのです。


つまり、僕は描きたかったのです、絵を。

なんか違うと悩みつつ、苦労しつつ、でも、自分の手で描き上げることが、したかったのです。

過程に対する目的意識が高かったといえます。



今後の自分は、方向性としては、以前書いた記事の様に、漫画を・絵を描いていきたいのです。

でも今はまだ満足に描けていないから、これからもっと描けるようになっていきたいのです。

つまり、できないことができるようになりたいのであり、そこに喜びを見出しているのです。




明日からすぐに絵を描きたいと思っていた矢先に、そういう思いと正反対の、もっと売る努力をしろ、という指摘に対して、もやもやしてしまったのでした。


その意見に真っ向から反対するつもりはなく、たしかにそれは必要だと考えてはいたが、積極的にそれをやろうとは思っていなかった、気がします。

それよりもやりたいことがあったわけですから。


それをすることは、やりたくないこともやらなきゃいけないようで、なんかなーと思ってしまうのでした。



 

自分の好きなシンガーソングライターの篠原美也子さんが、かつて出したエッセイ本があります。

タイトルは「ノーコンエッセイ」。


あとがきにはこう書いてあります。
“たどり着いた今が、大暴投の果てであるのか、ストライクゾーンのど真ん中であるのかは、誰にもわからない。

ただ投げるべき球を、歌うべき歌を、未来の方へ渾身の力で投げるだけ。行き先はボールに聞いてくれい。”

そして表紙カバーの折り返しには、こうも書いてあります。
“ストライクゾーンなんか知ったこっちゃないんだよ。”

ああ、もうかっこいい。素敵すぎる。大好きだ。




つまりそうなんです!

自分もそのような生き様にあこがれるのです。

そのようにありたいと思うのです。


美也子さんの真意がどうだったかはわからないし、自分とは状況が全然違うわけだから、同列に語るのはおこがましい限りなのすが。

それでも、売上がどうだからとか、そのためにまるでただの画像処理的行動をしなきゃいけないとか、なんか違うんですよ。

描くべき漫画を全力でもって描き続ける、そのためにどうするか、ということがしたいのであり、そのほうがかっこいいと思うのです。


思うんだけどなぁ。

まぁnoteはやってみるけど、うーん、どうしようか・・・






と、もやもや考えていたのが、5月5日の夜でした。


翌6日、世間はお休みですが、自分はお仕事でした。


その日一緒だったのが、2日に入社したての元寿司職人のUさん(33)でした。

さすが元寿司職人だけあって、あいさつとか返事ははきはきしてて、好感がもてました。

ゲームとか漫画も好きみたいで、ようやく会社でそういう話ができる人材が入ってきてくれて、うれしかったです。


で、そのUさん、すごくまじめなのです。


未経験でこの仕事についたものなので、いろんなことがわからないそうです。

だから、ささいなことでも、これでいいのかと不安になってしまうようです。

(うん、その気持ちはすごくわかる)



その日は、ワックスの剥離作業がある現場でした。

剥離作業では、各自剥離靴を用意しなければなりません。

なきゃないで外履きをきれいに拭けばいいのですが、それでも小石とか挟まってたら床に傷がついちゃうので、なるべくは用意したほうがよいです。

別に指定されたものがあるわけでもなく、ほんと、なんでもいいんです。

僕なんかは入社当初、学校で履く白い上履きを用意して、同僚にすげー笑われたことがありました。
(でも靴としては結構よかった)



で、Uさんに「剥離靴ってあります?」と聞いたら、「ないです」とのことでした。


僕「用意したほうがいいですよ」

U「今まで靴ってほとんど必要としなかったから、何を買ったらいいかと思って」

僕「何でもいいんですよ」

U「今履いてる靴を剥離靴にして、新しいのを買おうかと思って」

僕「いや、それよりは剥離用で新しいの買った方がいいですよ」

U「うーん、そうなんですよね。ちょっと考えてみます……」

僕「……」




いや、いいから買えよ!



なんだこのもどかしさは!


悩む本質がずれている!


なんかこう、うわあぁと思ったのだが、何も言いませんでした。


そして、気づいたのです。


ああ、僕も同じだ!


いいから売れよ!


つまりそういうことだったのですね!


note使ってとりあえずお手軽に売ることをしてみたらいいのにと、アドバイスをもらっている。

手元にネタがあってすぐにでも売れる状態なのに、なぜか悩んで売らない。


そしてこざかしい弁を弄して、「売りたくない」という趣旨のことを述べる。


いやいや、何言ってんの?と。んなこたどうでもいいんだよ、と。


いいからちょっと売ってみ、ということなのです。


やればわかるから、と。


やればわかるから、ということは、僕がUさんにも言ったことでした。


「悩みすぎると難しく考えすぎちゃって動けなくなるけど、もっとシンプルに考えたら、誰でもできることなんだから。

やってるうちに、だんだんともっとこうしたらいいのかとか、わかってきますから」



同じじゃん!

それそんまま自分に跳ね返ってくるわ!




というわけで、長々と語ってまいりました。



さっそくnoteを始めてみました。


まずは過去作品を投げ銭制で公開しました。


【漫画】ある日パパと二人で空調機について語りあったさ(2011.11)【コミPo】
https://note.mu/fujikawasakura/n/n26fbf4b69828


【漫画】春色スイートピー(2013.10)【コミPo】
https://note.mu/fujikawasakura/n/n63f8d08c1147


今回のコミティアの漫画も、後日公開予定です!





今後、なんかうだうだしそうになったら、


いいから靴買えよ!


を思い出そうと思います。

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記事を興味深く読みました
はじめまして。コミティアで検索したら藤川さまのブログがヒットしまして、以来興味深く読ませて頂いております。ご友人様は「noteで売れ」と仰ったそうですが、noteのような売り方と同人誌即売会での頒布とはまた違うかな?と思います。同人誌即売会ではまず「手にとってもらう」必要があるわけで…。藤川さまはコミティアで立ち読みして頂けましたか?記事には書いてなかったのでそこらへんが気になりました。個人的な意見で申し訳ありませんが、藤川さまのブースのお写真を見て、コピー本の製本テープの白さがかなり目につきました。すみません!
Posted by はなこ 2014.05.11 Sun 14:36 編集
無題
はなこさん>
コメントありがとうございます!
テープの白さ……言われてみればなんか気になってきました!
とじ太くんカバーといってああいうものなのですが、たしかに工夫の余地がありますね。

今回立ち読みは2人だけでした……
なので「手にとってもらう」ことはかなり重要な施策点だと認識しています。

「noteで売れ」の真意は、「買ってもらうことを意識しろ」だととらえています。
もうちょっと顧客意識を持てば、いろいろ改善することが見えてくると思っています。

今はかけだしサークルですが、これからどんどん発展していっておもしろくなると思うんですよ。
だから、生温かい目で経過を観察していって頂ければ幸いです。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
Posted by むうむう 2014.05.11 Sun 22:41 編集
藤川さくらHP
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