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制作日記的な挑戦の記録
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モーニング公式サイトでWeb連載中の、はるな檸檬さんの『ZUCCA×ZUCA』という漫画がおもしろい。

http://morningmanga.com/blog/zuccazuca/

宝塚オタの日常を描いたギャグ漫画。

作品は、シンプルで無駄がなくて、それでいて濃い!

まるで秀逸な川柳のよう。


油断するとバックナンバーを一気に読んでしまいそうなので、セーブしている。

確実にコミックスは買うと思う。


きっかけは、コミックナタリーでの東村アキコ先生との対談を読んで。

コミックナタリー - [Power Push] 「ZUCCA×ZUCA」特集、はるな檸檬×東村アキコの師弟対談 (1/4) http://natalie.mu/comic/pp/zuccazuca


対談の内容も興味深く、特に印象に残ったのは次の2つ。

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東村 「私は、マンガって何も考えずに描いたやつがいちばん面白いと思ってて。腕のある大先生ならともかく、素人はもうね、寝ながらポンと描いたくらいのほうがいい。だからアシスタントにも、とりあえず飲みに行って、酩酊した状態でネームを描けと。」

――考えすぎないほうがいいと。

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はるな 「いや私、自分がどうなってるかってわからないんですよ。だから自分の経験を描いたことってほとんどなくて。周りの人を見て共感して、その気持ちになってみて描けるって感じですね。」

東村 「(略)はるなちゃんは作家として、自分が自分がっていうタイプじゃないんですよ。それが私とかとすごい違うところなんですけど、客観的に周りを描いていくタイプ。マンガの中のヅカオタも淡々と狂っているんですよね。それがすごくいいと思ってて。」

はるな 「友達とかに聞いたことを全部、ネタ帳みたいのにメモするんですけど、私自身のことをメモに書いたことは1回もないですから。」

東村 「それが読んでてうざくない理由だと思う。」

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自分を出さない、書かないっていうのは、自分とは真逆のスタイルだと思ったし、たぶん自分にそれはできないだろうなと感じた。


マンガを読んでて感じた、潔さとか淡々とした感じって、作者のまなざしが、自分の外に向かっているからなんだなと腑に落ちた。

これは、クリエイターが内側から作品をひねり出す、というよりも、ジャーナリストがノンフィクションやドキュメンタリーを書くことのほうに近いような気がした。

そして、自分は後者のような作品が好きだ。

自分もそういうのを作れるようになりたいと思っているけど、作者のスタイルとしては自分と真逆なほうが向いているのか。。。

そのためにも、今自分が自分に向けているまなざしを、もっと外に向けていかねばと思った。



ZUCCA×ZUCA(1) (モーニングKCDX)
はるな 檸檬
講談社 (2011-07-22)

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ZUCCA×ZUCA(5) (KCデラックス)
はるな 檸檬
講談社 (2013-04-23)

 
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