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制作日記的な挑戦の記録
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苦手なタイプ、相性の悪いタイプという人は、誰でもいると思う。

もちろん自分にもいる。

長いこといろんな仕事を経験していると、一緒にいるとなぜか調子が狂ってしまう人と働かなくてはいけないことがある。

なんでだろう、何が苦手なんだろうと考えてて、最近ようやくその傾向がつかめた。
(とりあえずDQNが苦手っていうのはおいといて)


仕事が早い人が苦手なんだ。


ポイントは、「できる」人ではなく、「早い」人である。

そういうタイプは往々にして、作業的に早くこなす能力は非常に高く、効率的に進めることにプライオリティをおいている。

逆に言えば、それ以外はおざなりというか。

仕上がりのクオリティがいまいちだったり、環境設定・管理に至ってはまるで興味がなかったり。


できる人は、早さに質が備わっているから問題ない。

あと、同じ早い人でも、年上・先輩だと、多少質がアレでも、上の人だからしょうがないって思えたり、アレなところを自分がフォローしたりってできるから、特に相手に対して引け目を感じることはない。

と、ここまで書いて気づいた。


あと、年下が苦手だ。

仕事が早い年下が苦手。


相手にとって「早さ=能力の高さ」的な評価基準があるわけで、自分は早くない上に年上・先輩であるから、必死に早くしようとしてしまうし、時間かかるとなんか相手に対して引け目を感じてしまうのだ。

きっと、
バカにされたくないって思っているのだろう。
先輩としての威厳を保とうとしているのだろう。
相手からの評価を気にしているんだろう。

それはまるで、苦手なフィールドで戦わされている感じ。

結果、自分のペースが乱されて、パフォーマンスが落ちてしまう。調子が狂ってしまう。


自信のなさ、不安からくるのだろう。

これでいいのか、とか、もっと早くできるのではないか、とか。


克服するためには、まず、

これは、これだけ時間かかってもしょうがないと割り切ることだ。


経験値が積み重なっていけば、仕事のクオリティと時間の関係が見えてくる。

であれば、ある程度の質を確保するためにも、必要以上に時間を短くする必要は無いのだ。


結局、時間を克服するためには、時間を気にしないことだ。


そもそもそんな評価基準など、ないんだ。

相手の中にはあるかもしれないけれど、あくまでそれは自分が勝手に想定しているだけのこと。

無い基準に、自分も持ってないものを合わせようとしてしまうから、ゆがみが生じる。


自分が大事にしている基準を見失わず、余計なことは考えず、確実に、淡々と、すべきことをこなしていくことが大事ではないか。

それが、早さへ至る道であろう。


早いとはどういうことかというと、確実に結果を出して、進めていくこと。

考えすぎて手を止めていては、何も出力できないから、結果遅くなる。


己を見極め、己を見失わなければ、苦手な相手と一緒でも、ちゃんと立っていられる。

そして、余計なことは考えず、やることはちゃんとやっていくという姿勢が大事なのだ。



振り返れば、時間とか効率とか気にし出した途端、動けなくなっていたなぁ。

昔の自分に教えてあげたい。


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