国をこえて 2013.02.17 Sun 18:21 | 日記

今日のお客さんの奥さんが外国の方だった。

どこの人だろうと密かに話題にしていたのだけど、ふと、外国人の国籍を気にするのってひどく日本人的だなぁって思った。


無意識の排他性というか島国根性というか、なんか小せえなぁと、卑下する気分になって、

もっと視点を広く、ワールドワイドに持たなきゃ！と、軽く義務感に駆られたりしたけれど、

外国人が珍しい環境において気にするなっていうのも無理だよね、というところに落ち着いた。

まぁ実際気にしてる自分がいたわけで。



などと帰りの車で考えていて、ふと窓の外に目をやると、歩道に日本人女性と外国人男性のカップルがいた。

そこは大きな川沿いの道で、二人は自転車を脇に止めて景色を眺めていた。

夕焼けには少し早い時間で、夕日の光はまだ強く川面にキラキラ反射し、対岸の遠景は薄く影がかかっていた。

なんかいいなと思った。

二人もいいなと思ったんだろう。


きっと、どこの国の景色でも、夕日はきれいなんだろうな。

ちょっと足を止めて見ちゃうものなんだろうな。


住めば都、という言葉が浮かんだ。